ALTEC409改+国産古箱アルテック自作スピーカー

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総合評価： 7

商品詳細

ALTEC409改+国産古箱

エンクロージャー
高さ約505mm
幅約290mm
奥行約250mm(突起含まず)
密閉型

ユニット
Altec 20cmフルレンジ
(409系改円錐木製デュフューザー付き)
5.5cmアルニココーンツィーター
高域用アッテネーター付き

以下私感を含みます。
高さ約50mm円錐形・木製のデュフューザー装着のちょっと変わった20cmフルレンジユニットです。あらゆる部分がALTECそのものなのですが、入手時からラベルを剥がされていて証拠はありません。スタンプではなくシールの剥がし跡からEV製ではなくベースは409系(恐らく409-8E)でほぼ間違いないと思います。

シール跡のベタベタはキレイにしました。それを古い国産箱にマウントしました。天井や壁に埋め込みアナウンスの為のユニットなので中域の張り出しが強いのが特徴でもっと大きな箱に入れて低域を稼ぐのが主流ですが、置き場の困らない少し小さめの箱で低域を欲張らず力強く乾いた中低域を主体にし、アッテネーター付きツィーターで高域を好みで調整出来るようこの箱を選択しました。樹脂のような物を染み込ませたパリッとしたコーン紙とメタルセンターキャップの組み合わせのこのアルニコツィーターは、ALTECでは数少ないコーンツィーターの427-8Aと似たような音質でALTEC20cmフルレンジと合わせやすいと個人的に思っています。

特徴的なデュフューザーがどの程度の効果があるのか測定した訳ではありませんが、人によっては耳障りになりがちな部分が少し抑えられているように感じます。ドンシャリとは正反対の中域の張り出しの強いユニットは好みの分かれるところではありますが、女性ボーカルなんかはなかなかの物ですしアッテネーター付きツィーターを装着した事でそのあたりは随分と幅が広がったように感じています。

箱と吸音材の陰干し1週間・前背面塗装・端子やターミナル磨き等々、色々メンテしましたがコーン紙に僅かなシワや箱の傷などのある古い物です、写真と動作確認の為のYouTube動画をよくご覧いただき、不明点は質問にて納得し、プロフ一読の上、ご検討よろしくお願いします。

https://youtu.be/8uvalGener8

https://youtu.be/Y6oG_1ygVic